夏魚、空を行ってみる

アニメ好きによるアニメ感想、つぶやき、空想など

キノの旅(アニメ) 第12話 感想 羊たちに襲われて最終回?! 続編を切望

久しぶりの、オープニングの曲付きの画に、おお!となりました。
うれしー! 泣きそうー! 最終回ー! さびしぃー(泣)。
このオープニング、改めて、すごく好き!
キノが、いろいろな所を旅して、いろいろな景色見てる、とか。
曲のサビの、鳥の大群たちが羽ばたくところとか。

キノ青年もちらちらと。『大人の国』を観た後だと、オープニングのあの青い鳥はキノ青年の象徴かな?とか、改めてジィィン、ときてしまいました。
今さらですか;

羊たちの草原

この話、『キノの旅』の免疫(?)が付いた最後のほうだったからよかったものの、もし、最初のほうに観ていたら、「な、なに?! 何、この作品?!」「この主人公、なんなんだ?! どーかしてる!」とドン引きしていたかもしれません。
羊たちが集団で襲ってきて、さあどうする?!という状況。相手が人間ではない、というのも、なんだか複雑。人間相手なら、『自己防衛』として済ませてもいいし、理性があるなら、などと思うけど、野生の動物相手なら、どうだろう? 本能的に行動する相手に?(あとから分かりますが、普通の羊ではなかったようで……)
ま、キノが羊たちに襲われてEND、ということはありえないと思ったので(そんな最終回だったら違う意味で泣く……いや、キノだったら大丈夫だってば!……と、安心できないところが『キノの旅』の世界か?)、キノが容赦なく羊たちを蹴散らしたり撃ちまくったり焼き払ったり、と、もう派手にドンパチしていて、やりすぎじゃないか?!最終回だからか?!となんだかハラハラ。
いや、でも、相手が羊だからと侮ってはいけないか。もしかしたら、後に発見したガイコツさん(犠牲者の男性)のように、一歩間違えれば、キノもここで行き詰まって犠牲になっていたかもしれないし。
でも、のどかな牧草地帯の風景、崖の下から見上げた夜の満天の星空、風情のある夕焼けや朝焼けの空、などなどの綺麗な風景。なのに、状況は殺伐そのもの。そのギャップがすごい。いや、だからこそ景色が美しくみえるのか。
翌日、ガイコツさん(犠牲者)に気付き、その車を運転するキノ。おお、すごいなキノ、車も運転できたのか! え? お師匠さんから念のため教えてもらってた?! 旅の道中、ここぞという時、どんな知識が役に立つか分からないですね。キノに車の運転の知識があって、本当、よかった。
そんな、戦闘中のような状況の中でも、ちゃんと、ガイコツさんを弔うキノ。キノの人間らしさを垣間見れた、ハッとしたシーンでした。
その後、冷静な判断をして、実行するキノ。
「容赦なーい!」(byエルメス)
そして、即席でジャンプ台を作り、地割れの崖を飛び越えようとするキノ。
って、エルメス、ジャンプ台って冗談のつもりだったの?!
と、この世界、『モトラド:“空を飛ばない”二輪車』とわざわざ注釈があったので、「じゃあ、空を飛べる乗り物もあるのかな?」と思った覚えが。でも、ここではエルメス、「モトラドだって、飛べる!」って! 頼もしい、のか、それとも気合いか。てか、地割れした崖にいち早く気付いて教えてくれたのもエルメスエルメスがしゃべれてよかった! あのガイコツさんの車は、しゃべれないタイプだったのかな?
そして、無事に対岸に飛んだキノ。羊たちに、「なぜそうまでして……?」とつぶやきます。ん? そういえば、羊たちは草が主食か。『もう草がない! このままでは飢えてしまう! こうなったら人間を襲って食べよう!』という切羽詰まった状況ではなかったか。ということに、今さら気付く; キノが「もう食料が尽きたから、羊を殺して食べて、飢えをしのごう」というのは分かりますが。
と、その後に行き着いた国で、事情が発覚。
闘う用の羊だった?! 動物愛護の観点により、国の外の草原に放牧したけど、その遺伝子が受け継がれていったのかな? 『闘犬みたいに』というより、『闘牛』みたいに、と認識したほうがよかったのでは? “闘牛用の牛を、かわいそうだからと、そこらに放牧しちゃった”みたいな。おいおい、同じ牛だからって、普通の放牧用の牛みたいになれるとでも?! そりゃないぜ……みたいな。
あの地割れで、羊たちはもうこの国の近くには来られなくなって、そのまま放置されたまま、ってことだったのかな。
だから、“この国の人たちは今の羊たちの現状を知らないのか!”とキノと共に脱力。ちょっとそれ、無責任すぎないか?! なんつーオチだよ!
「あの羊たち、まだ生きてるんですね! 国民にも知らせないと!」と現状を知らずに、うれしそうな門番。なぜか憎らしい……(沸々)。
羊たちに狩られそうになったキノ。ご、御愁傷様です……ゆっくり休んでくださいね。
でも、その夜、寝つけずに、“羊が1匹……羊が2匹……”って、眠れるか?! 悪い夢でも見そうだな。

f:id:natsusakana777:20171223180723j:plain

旅の終わり

ちょうど2本の木の間に、ハンモックをつるして昼寝をしようとするキノ。
ええと、この場所、“羊たちの草原”とは別の場所ですよね? あの羊たちはいないですよね?(ヒヤヒヤ、キョロキョロ)
でも、絵に描いたような素敵な場所だなあ。すごい気持ちよさそう。
寝落ちする前に、キノが言ってたこと、何か大事なこと、ちょっと哲学的のような気が……するけど……(寝)。

エンディングも、久しぶりの曲付きの画。観れてよかった!
でもやっぱり泣きそう。終わるのさみしすぎる。

f:id:natsusakana777:20171223180751j:plain

ちょっと日が暮れた、その後。
昼寝から起きて、再び旅を続けるキノ。
……今も、どこかで旅を続けているんですね?
続編、いつか観られますよね?

キノ青年について改めて

『大人の国』の放送前に、事前にWikipediaをちょっと見てしまい、旅人のキノさん(大人)の情報を知ったのですが、でも、『大人の国』を実際に観ると、ちょっとだけ印象が違うような感じがしました。
少女が旅人のキノ青年から『他の国の考え方』などを聞いたり、キノ青年自身が自由に生きている姿を見て、少女が「この国の考え方がおかしいのかな?」「手術をしないで、大人になれる方法ってないのかな? 私が私のままでいられるような、別の方法はないのかな?」と疑問を抱いて、それを両親に話して……という流れだったので、そういうことか!と思いました。
でも、キノ青年、接近戦の武術くらいは身に付けていなかったのかな?という疑問も。
それか、あの時に少女をかばおうと飛び出したのなら、心臓あたりを守る頑丈なプロテクタを巻いていた、というなら分かるのですが。ちょっと無謀な感じがしました。若かったからかな? 事前情報の『旅人のキノ』は、もうちょっと年を取っているイメージだったので、キノ青年が実際に出てきた時は「あれ? 若いな?」と思ってしまいました。
そのくらいの武術力もなく、この世界で今までよく旅をしてこられたな?と。それとも、銃などの武器は持っていたけど、あの時に身に付けていなくて……という状況だったのかな?
でも、シロウト相手だったら、包丁持ったあの父親の手首ひねって包丁を叩き落とし、みぞおちに一撃、くらいは即座にできるくらいの武術力はないと、とか思ってしまったのですが。その後、キノ青年は少女を連れてその国を脱出、一緒に旅を、とか。
でも、それだと現在のキノの旅の話は始まらなかったか。
それでも、あまりにもキノ青年の死があっけなさすぎて、非常に不憫に思ってしまいました。
ええと、その辺りの続きの話も、原作本にはありますかね?
ちなみに、キノ(2代目)の性別についても、Wikipediaで知ってビッークリ!したのですが、やはりその辺りも、原作ファンのみなさんからみたら、「何を今さら」という感じなのかな?と思ったり。
ちなみに、この作品に遭遇したばかりの頃に書いた『まえがき』では、Wikipedia情報で推測して書いてしまった部分もあるかもしれなくて、ちょっと不謹慎だったかな?と後から思ったり。
あと、サブタイトルのthe Beautiful Worldは、そのままの意味で『世界は美しい、すばらしい!』というわけではなく(現実でも、そんなこと思うことはほとんどないですね;)、キャッチコピーのように、『世界は美しくなんかない、そして、それ故に美しい』というように解釈しています。例えば、死があるからこそ、生が美しくみえる、というような。もし、機械や歳を取らない身体(不老不死)で、実質的な死という概念がないとしたら、もがいたり必死になったり酷い目に遭ったりしても、生きていることが美しく素晴らしいと思うことはないと思います。
と、いうような解釈でいいでしょうか。
私はこの今期アニメが初見なので、もう、いちいち驚いたり、これはどういう意味?とか思ったり、そもそもキノの武装能力の高さにいちいち驚愕したりしていたので、なんだか、まだ、いまいちついていけていないような、見落としている所や、間違った解釈をしている所もあるような気がしてなりません。というか、あると思います。「原作本、読んだから分かる」と言われそうですが。やっぱり原作本、読もうかな。

f:id:natsusakana777:20171223180831j:plain

おわりに

この作品に出会えて、よかった!
制作関係のみなさん、原作ファンやアニメ視聴者のみなさん、本当に素晴らしくて、本当に感激しています。
本当にありがとうございました!
続編を、心から望みます!
ぜひとも続編をよろしくお願いします!!
それまでに、原作、読もうかな。巻数がたくさんあるので、先は長いですが。
お師匠さんと相棒さんの話も気になります。どんな旅をしていたのかな?それとも読んだらビックリするかも?(ちょっとコワイな……)

f:id:natsusakana777:20171223180849j:plain

ブルーレイの上巻、いよいよ発売になりましたね。
お師匠さんに買い占められる前に……!!