docomoCM 高橋一生さんにはミスチル『抱きしめたい』は歌ってほしくない 

docomoの25周年のCMで、高橋一生さんがミスチルの『抱きしめたい』をアカペラで歌う、ということで話題になりましたが。
個人的には、ミスチルには根深い苦い思い出がありまして。

docomoの特設サイト:

www.nttdocomo.co.jp

ミスチルについて

ミスチルは、好きでした。超・過去形で。
というか、ミスチル桜井さんが好きで、曲も好きでした。
だからこそ、ミスチル桜井さんの不倫が本当にショックで、本当に許せなかったんです。
当時はまだ、幼かったので、「結婚って、お互いに好き同士でして、その後もずっと一緒なんでしょ?」「不倫って何?」というような、純真無垢なまっさらな(?)状態だったので、「いやまさか。そんなこと、あるはずない!」と本当に裏切られた感でいっぱいでした。
確か、ブレイクした頃に、ミスチル桜井さん自身に、子どもが生まれた、とか言ってなかったっけ? 当時の奥さんは、ブレイク前からずっと支えてくれていた女性だったとか。
その後の不倫報道と、その奥さんや子どもを残して、新しい女(モデルの女)のもとへ行ったとかどうのとか。
「いや、まさか。そんなことって、ある?」と愕然。

『抱きしめたい』は、そんな元・奥さんへの歌だったとか。
だから、『抱きしめたい』のように、当時の彼女(元・奥さん)に情熱や愛情を持っていても、のちのち、あっさりと心変わりして、他の女に行ってしまうということがあるのか、と。
「あんな名曲歌っておいて……いや、まさか……」と、まるで世界が終わってしまったかのような絶望的な気持ちになったのを覚えています。
そして、個人的に、その出来事がきっかけで、もうミスチルは“封印”しました。
それまですごく好きだった反動で、憎しみ恨みに近い感情を持ちました。
今までも、ミスチルは活躍していますが、ドラマやCMなどでミスチルの曲を聞くと、どうも当時の憎しみ恨みが込み上げてきて、苦々しい思いになってしまいます。
あれから随分時間が経つのに、小さい頃の記憶は消えません。
……どうしてくれるんですか?

大人になった今なら、不倫などは、「まあ、そういうことも、あるか。人間だもの」(自分は自分、他人は他人)と思うだけですが。
折しも、現代の風潮として、不倫流行期(?)のようで、あちこちで不倫報道だらけ。
というか、なかなか売れない業界のバンドマンが、ブレイクしたら、それまで下積み時代をずっと支えてくれた彼女(結婚していたら奥さん)とあっさり別れて、モデルやらアイドルやらの女に乗りかえる、というのは、よくある話のようで。

でも、まだ世の中のことをよく分かっていない、子どもって、すごく傷つくんですよね。
好きなアーティストや芸能人の不倫とかで。そしてもちろん、自分の両親の不仲や、両親の離婚で、すごく傷つくんです。まるで世界の終わりが来て真っ暗闇に包まれたみたいに。まるで自分の存在自体を全否定されたみたいに。
「え?! だって、好き同士で結婚して、僕が生まれたんでしょ?! どうして仲が悪いの?! どうして別れたりするの?!」とか。
「結婚式で、誓うんでしょ?! 永遠に誓います、って」とか。
夏休みが永遠に続くんだとか、今の友達と永遠に友達でいるんだ、とか、まだ本気で信じている頃。
そんな頃の衝撃は、いつまで経っても傷がかさぶたにならずに、ジクジクと疼くのです。

docomoのCMについて

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では、docomoのCMについて。
高橋一生さんが、高校生の娘を持つ父親役、というのも、ちょっと違和感がありますが、それはさておき。
個人的な意見ですが、どんなに名曲だったとしても、ここで『抱きしめたい』を歌ってほしくないです。
その曲をチョイスしてほしくないです。
というか、個人的には、その曲、もう聴きたくないです。
「もう随分昔に、心変わりしたんでしょ?」「そんな歌、歌ったって、変わるもんは変わるんでしょ? 説得力ないよ!」などなど、不満や怒りが込み上げ。

と、ここで『民王』(連ドラ)より、空想タイム。
夜に女子高生と会っているということが、武藤泰山・総理大臣の耳に入ってしまった総理秘書・貝原(高橋一生さん)。
総理は激怒して、貝原を呼び出し、怒鳴りつける。
「貝原―――!!! おまえ、女子高生に手ぇ出してるのか!!! 許さーん!!!」
貝原、冷静に言い返す。
「ああ、あれは娘です。別の世界で」
「おまえ、CMにも出るようになったのか! 最近よく観るぞ! ドラマにも映画にも雑誌にも! 許さーん!」
「(ボソッ)総理、うらやましいだけでしょ」
「おれも出せー! 女子高生、紹介しろー!!」
「(ボソッ)食いついたのは女子高生のところか」
「なにぃ?!」
「はいはい、では現役女子高生を調達いたしますが。どのような趣旨にするにしても、失言等は直ちにSNSにアップされて拡散されますし、内閣支持率に悪影響となりますが、覚悟のほどはよろしいでしょうか」
「むむっ……」

空想タイム、おしまい。
というか、どうしても……貝原が忘れられない……らしい……。

❰おわり❱