『アナと雪の女王』(ディズニー/2013年)、超絶・画期的な結末を空想してみた

♪レット・イット・ゴ~、の劇中歌で大ヒットした、『アナ雪』こと、『アナと雪の女王』。
“ありの~ままで~”いることが難しい現代ならではだからかな?
※注意:ほとんど『この映画の感想』ではありません。あと、小さい子どもは読まないほうがいいです。

地上波放送でようやく観ましたが、エンディングで、『皆様から投稿された、劇中歌を歌う映像』が流れて、おいおいこんなシロウトの映像を地上波で流しちゃっていいの?!とビックリしたのを覚えています。
そのほとんどが、子供たち(たまに大人も)がアナやエルサになりきって衣装着て歌っているという家族ムービー的な感じ。ええ??こんなの観せられて、どう思えと? 最後の“少~しも寒くないわ♪”って、
寒いわ!!!
と誰もがツッコミしたことだろうと。

では内容について。
ハンス王子は、結局は壮大な踏み台だったし、氷運び屋のクリストフは、あまり出番もなく、置いてけぼり感あったし。雪だるまのオラフよりも出番が少なかった感じがする。
ま、主役は、あくまでもアナとエルサ。
テーマは、『家族愛(姉妹愛)』?
私は、『絆』とかいうのは毛嫌いしているので、個人的には受け付けないですが。
でも、『王子様と出会って、結婚してハッピーエンド』という、王道ストーリーではなかったことは良かったです。

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では、空想タイム。
主役の2人がラストで結ばれてハッピーエンド、という“王道の純愛ラブストーリー”を考えてみました。

アナとエルサの純愛ラブストーリー

国王と王妃は、アナとエルサに、「実は、おまえたちは、本当の姉妹ではないんだ」と打ち明ける、という役割(海難事故であっさり死なずに)。
アナとエルサは実は、本当の姉妹ではなかった。
子どもがなかなかできなかった国王と王妃は、エルサを養子として迎え入れて、その後、アナが誕生した。
……というか、アナとエルサは、姉妹なのに外見が全然似ていないし、特殊能力を持っていたのはエルサだけ。たまたま、養子に迎え入れた子(エルサ)が、特殊能力を持った子だった、ということにします。

幼少の頃、エルサが特殊能力を使ってアナと遊んでいた時に、思わぬアクシデントでアナが負傷。アナを助けるために、アナの記憶を消し、エルサはアナとは会わずに部屋にこもるようになる(ここは本編と同じ)。

時は流れ、エルサの20歳の誕生日の晩餐会。
エルサとアナは、久しぶりに再会(?)する。
お互い、ちょっと意識し合って、でもどこまで踏み込んでいいか分からなくて、ぎこちない2人。
「元気?」「ええ、元気よ」。一般的な会話しかできず、ちょっともどかしい。
そして、晩餐会で事件が発生。自由奔放なアナが、晩餐会で出会ったハンス王子を連れてきて、「私、この人と結婚するわ!」と両親やエルサに報告したのだ。
エルサは、そのことにショックを受けて、「私は認めない! ゆるさないわよ!」と、山にこもってしまう。
その途中、『あの歌』を歌います。
♪ありの~ままの~姿、見せるのよ~!
エルサは、己の心の内に秘められた、アナへの愛情に気付き、もうその気持ちを隠さずに生きていこう!世間の常識ではなくて自分の心に従っていこう!と決心。

そして、なんだかんだあり《中略》、世界を凍らせてしまったエルサは、自分を連れ戻しに来てくれたアナに向かって叫ぶ。
「アナ、あなたのこと、妹だとは思ったことないわ! 私はあなたのこと、ずっと昔から愛していたの!」
それを聞いたアナは、思わず泣き出す。ハンス王子に手ひどく裏切られたアナは、本当の自分の気持ちに気付く。
「エルサ……! 私も! 私もエルサのこと、愛してる!」
アナは、エルサに駆け寄り、抱きつく。
「やっと気付いたの! エルサのこと、誰よりも愛してる!」
すると、エルサの凍った心は溶け出す。
氷になっていた世界も、溶け出す。
緑を取り戻した国で、国王と王妃は、「しょうがないわね」と顔を見合わせる。そして、アナとエルサの仲を認める。アナとエルサは国民からも祝福を受ける。
ハッピーエンド。

うん。ディズニー映画としては、超絶・画期的。
そんな時代になるのは、いつのことやら。

……というか、そもそも『続編』が決定していたんでしたっけ;
続編で、『アナとクリストフは結局、“価値観の違い”で、うまくいかずに別れました』とかだったら、もうそれだけで『斬新!』って評価します(←怒られます)。

オラフの夢について

“真夏の太陽に憧れてる! 太陽の日差しを浴びて、日焼けしたい!”という夢を持つ、雪だるまのオラフ。
最後には、エルサがその夢を叶えてあげていましたが、オラフのような到底叶いっこない、矛盾した(?)夢も、『願えばいつかは叶うんだよ!』って言い切っちゃってもいいのかな?と疑問が。
『夢は、必ず、叶う!』というのが“夢の国”の宣伝文句のようだけど、でもそれは“夢の国”のことで、現実とは別の世界。
ま、それは、「サンタクロースは存在するんだよ」と幼い子供に言っているのと同じことで、いつかは子供も大きくなり、「そうか、現実にはサンタクロースなんて、存在しないのか」と思い知る、それまでの間、夢を見させてあげるというのが『大人の配慮』なんでしょうかね。それとも、ユーミンさんみたいに、♪恋人がサンタクロース、って豪快にネタバレしちゃう?
小さな子供だって、いつかはそんな“夢”から目覚めなければならないのだから、オラフのような“現実世界では到底叶わない夢”なら、誰かが「オラフ、残念だけど、その夢は叶わないのよ……?」とツッコミしたりはしないのかな?
なんて、夢のない話をしてしまいました。
ま、オラフはキャラクターグッズのために出てきたのかな?
なんて、いちいち斜めに見てしまう私。

ちなみに、日本では雪だるまは2段なので、「3段って、バランス悪くてすぐ倒れちゃいそうだな~」とか思ったり。
オラフを観て、日本のチビッ子たちが、「雪だるまって3段なのか!」と、3段の雪だるまを作ってしまわないかと心配。
日本の伝統は受け継いでいってくださいね。

❰おわり❱