夏魚、空を行ってみる

アニメ好きによるアニメ感想、つぶやき、空想など

アニメ『3月のライオン』第2シリーズ 第16話~17話の感想

冬季オリンピックのため、約1ヶ月間、放送休止だった、この作品。
本当に最後まで放送するのかどうか心配になってきたところ。
前回の宗谷さんの件といい、ここのところ、かなりシリアスな内容なので、前回の16話もこちらに。
でも、ぼんやりしながら観てしまった、17話のアニメの後の番組『おやすみ王子』への苦情もあり。

16話

宗谷さんのいる世界は、なぜかいつも雪景色。雪がしんしんと降っていて、世界の音すべてを消してしまっているような。

冒頭の、台詞が一切ない、前回の最後のほうの再現シーン。あれ?もしかして宗谷さんて……ただの天然さんや不思議さんではないのか? 聴覚がもしかして……?とようやく思い至り。
その後、会長から零に電話が。
そうか、宗谷さん、耳が聴こえないのか……。
そんな宗谷さんを新幹線に1人にしなくてよかった、零が声をかけてよかった、と本当に思ってしまった。
会長から感謝される零。そう、零は『面倒見のいいオカン』なのです、島田さんも絶賛。
乗り物(特に電車や地下鉄とか)に乗っている時、例えば、火事とか緊急な事態が起きて、車内アナウンスで「只今、車内で火災が発生しました、お近くの出口から至急、降りてください!」みたいなことになった時、聴覚障碍を持つ人にとっては、命に関わることだから、誰かと一緒で、誘導してくれる人がいないと、危険だし怖いよな、とか思ったり。
今回は、新幹線が台風の影響で止まってしまった、ということでしたが。
そういえば、行きの新幹線の席で、宗谷さん、イヤホン付けていたような。「新幹線の中で知らない人に急に話しかけられると困るからシャットアウト」「自分が聴覚障碍だと周りの人に気付かれないように音楽などを聴くふりをしていた」のかな?とか、後から思ったり。
治療には積極的ではなかったようだけど、治療しても治るかどうか分からないから、どうしようもないことで。
音のない世界とは、どんな世界なのか想像もつかない……。もしかして、周りの人が楽しそうにしゃべっていることが、全部自分の悪口にみえたり? 他人のネガティブな思考がラジオのように頭の中に流れ込んできたり? そんな世界、想像を絶する。
それでも、将棋を通して、零とは通じ合ってたのは確かで。
でも、なんだか……こんなにも何かを失わないと、生き残っていけない世界なのか。
と、宗谷さんのことで頭がいっぱいになっているところへ、スミス先輩たちが久しぶりに登場したり(でも零はスルー)、川本家で煮詰めた角煮や煮玉子を作っていたり。“半熟玉子の研究の結果、編み出した、究極のレシピ”の紹介も長々としてくれました。へ、平和だ……なごむんだけど……でも、なんかそれどころじゃない感が。レシピをメモる気力もなかった。すっごく美味しそうだったけど。

と、赤信号で道路を渡りそうになり、トラックにひかれそうになる零。危ないってば! 島田さんに助けられて、怒られました。でも、島田さんの髪の毛の件はもうイジらないであげて……。
二階堂くんが退院しことを聞いた零。二階堂くん、大丈夫?!
心配した零、二階堂くんの対局を、将棋会館の廊下の椅子で延々に待ってました。なんだか、“難しい手術を受けている二階堂くんを心配して、ずっと廊下で待っている”みたいな感じだな。
と、そこへ、ようやく二階堂くんの対局が終わったよう。“手術、無事に終わりました、成功しました”みたいな感じか。
てか、めちゃくちゃ元気っぽいな! よかった、、、二階堂くん、なんかキラキラしてる?!
そんな様子を見て、思わず笑ってしまう零。うん、笑っちゃうよね。安堵して。
そんなふうに笑う零も、すっごい久しぶりな気が。いつぶりだろう? 思い出せない。
とにかく、二階堂くん、よかった。ほっとした。二階堂くんの元気な姿にすくわれたな。

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17話

柳原さんの心理描写。こういう、心理描写の映像化は好き。零の時は、延々と海を泳いでたり、嵐の中の砂漠を延々と歩いていたりしてたよね。
柳原さんの場合、暗くて何もない野原を延々と歩いている。
からみついてくる無数の白いひも?が『たすき』だと分かるまでは、なんだか『首吊り用のひも』にみえてしまって怖かった。「ほらほら、輪になっているこれに首を吊るせば、すぐに楽になれるよ」と悪魔がささやいているような。
それでも、倒れ込まずに、戦い続ける柳原さん。圧倒される。

余談:『おやすみ王子』に苦情

17話のアニメの後、チャンネルをそのままにしていたら始まった番組。
と、後から分かりましたが、この番組、再放送でしたか。
どうやら短編の本の朗読?
でも。
チョコとかケーキとか甘い物が登場して、しかも実際に食べるって、どーゆーこと?!
こっちまでケーキ食べたくなるじゃねーか!! 夜中なのにどーしてくれるんだ!!
「おやすみ」と言って、美味しそうにケーキばくばく食ってんじゃねー!!(怒)
という、苦情。
看板犬という、元気なパグ犬はかわいかった。
あ、それぞれの物語はなかなかおもしろかった。モンブラン(山ではなくてケーキw)の登頂とか、金平糖のスポーツジムとか(金平糖のトゲトゲが微妙に痛そうw)。
そして、苺ショートの夢。
わ、分かる……「苺ショートひとつ、ください」と言うのは勇気がいる。すごく難しい。
そもそも、ケーキ屋で「ひとつ」とは言えない。絶対、2個、いや3個くらいは見栄張って買ってしまうだろう。「ひとつ」だけなんて言ったら、店員の若いおねーさんたちに「この人、1人でケーキ食べるんだってw」「さみしすぎ~w」とかニヤニヤと笑われる(被害妄想)。
ま、なのでケーキ屋には行きませんが。
でも、『ケーキをワンホール買って食べる』というのがひそかな夢。というか、いわゆる『大人買い』的な。
では、空想タイム。
意を決して、ケーキ屋へ。狙うのは、小さめのワンホールの苺のケーキ。
自分の設定は「小さな子供の誕生日用に、ケーキを買いに来た」ということで。
でも、店員から、いろいろ質問攻撃されてしまい。
「お子さんは何歳ですか?」。うーん、じゃあ、2歳、いや3歳くらいにしておくか。
3歳です、と言うと、ロウソクが3本付けられる。
「チョコレートプレートにメッセージをお付けしましょうか?」。じゃ、じゃあお願いします。
「お子さんのお名前をお書きしますが、お名前は?」。え、ええ?! しまった、そこまで考えてなかった。
とっさに浮かんだのが『キノ』。いや、それはさすがにキラキラネームすぎるだろ。キラキラどころじゃないな、撃たれそう。じゃあ、『子』を付けたらどうだろう、『キノ子』。いや、さすがにそれは攻めすぎだろ。冷や汗が出てくる。ええと、『零』?『ひなた』?『モモ』? ああ、園児のモモちゃん、モモにしようか。
も、モモ、です。どもりながら答える。
「漢字ですか? それともひらがなですか? 英語にしますか?」。
なんだそれ。漢字だったら『桃』か。なかなか可愛いな。でも、モモちゃんはカタカナか? 英語ってなんだ、『ピーチ』か? いや、そこは普通に『MOMO』か。何が何だか分からなくなってきたな。
冷や汗がだらだらと流れる。店員がいぶかしげに見てくる。自分の子供の名前が出てこないなんて、不自然すぎる。
もうダメだ、撤退……。
と、なるので、やめておこう。
以上、空想タイム終了。

でも、本当に欲しいのは、「苺ショート、ひとつ」だけ、なんだよな。
今から練習しておこうか。「苺ショート、ひとつ、ください」。眠る前に、何度もつぶやく。
苺ショート、ひとつ……
苺ショート……
って、余計にケーキ食べたくなるじゃないかっっ!! 夜中にどーしてくれるんだっっ!!

え? 番組の趣旨、違います?

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